要請2.1 等温環境での平衡状態
#田崎熱力学における要請とその結果
この要請の中に幾つかの主張が含まれている
熱力学系の示量変数を固定したままある環境に十分長い時間放置すると熱力学系は
平衡状態
に達する
平衡状態では系の性質は時間経過によって変化しない
同じ環境に置いた系の平衡状態は示量変数のくみだけで完全に決定される
この性質が成り立つような十分な組みを示量変数の組とするとも言える
しかしそれほど多くはならないというのが嬉しいところ
環境は色々あるが、環境の詳細が重要ではなくある数だけで決まる。その数を温度という
→
要請2.2 環境と温度